公演名:PiXMiX「桐島十和子 卒業ライブ」
会場:赤羽ReNY α
日時:2023年3月25日(土)
[開場]16:30[開演]17:00
とわちゃんの卒業ライブに行きました。悲しさを感じさせない楽しさが溢れる見事なライブでした。ピクミクのライブには今まで何度も足を運びましたが断トツで楽しかったです。
以下レポートです。
※メンバーが写っている画像はすべて公式、スタッフ、メンバーのツイッターとインスタグラムで投稿された写真を使用しています。
ライブ本編
その先へ
1曲目はメジャーデビューシングルの「その先へ」でした。青を基調としたその先へ衣装はピクミクのシンボルとも言うべき存在でステージにとても映えていました。ビックリしたんですがファンのボルテージが1曲目からめちゃくちゃ高い!! ステージとフロアの一体感はこのときからすでに完成されていたように思います。
Pump It Up!
初のMVが制作された本楽曲。言わずもながピクミクの代表曲ですね。可愛さだけでなく歌唱力もアップした"パンピナ"はとても楽しんで聴くことが出来ました。
Cinderella Girl (ONE PIXCELカバー)
ONE PIXCELのカバーである「Cinderella Girl」は可愛らしく、それでいて上品な雰囲気はピクミクにしか出すことの出来ないものであり、この曲が一番それを表していると思います。
学園スローモーション
赤文字にしました笑 とわちゃんと言えばやっぱり"学スロ"ですよね!? 芳怜ちゃんの煽りも気合が入っていてファンも負けじとコールをしていました。Bメロのとわちゃんコールはすさまじく、間違いなく過去最高の"学スロ"でした。
~MC1~
ファンのパワーに負けないように元気に挨拶をすると始まった自己紹介ではファンも元気いっぱいでした笑 とわちゃんの元気が足りない!ということで2回自己紹介していたのも印象的です笑 元気いっぱいの曲振りから披露されたのは「タオルを回すための歌」でした。
タオルを回すための歌
ごめんなさい、この曲のポテンシャルを見くびってました() そしてこんなに楽しい曲なんだ…と感慨深くなってました笑 それと同時に2020年8月のリリースでこれが出来たらなぁと少し悔しい気持ちにもなっていました。マジで楽しいこの曲。このあたりから最高の予感を感じ始めていました。
ソーダトニック
流石ワンマンライブ、ファンの振りコピは完璧。その先へ衣装は「ソーダトニック」ともピッタリで爽やかな印象を加速させていました。
とわちゃんの「飲み~たい~な~」で歓声が沸き起きたのもハイライトです!
你们好!~ニーメンハオ~
「你们好!~ニーメンハオ~」は中国をイメージとした楽曲。ライティングも赤色が中心になっており世界観を演出していました。一見簡単そうな振付なんですがピシッとしたメリハリが必要な楽曲で、中盤にこの曲を持ってこれるピクミクの凄さに感心していました。
~MC2~
ブチ上げセトリと美咲ちゃんも言ってましたがマジで大盛り上がりの前半戦でした。「次の曲が前半戦ラストということで…」というタイミングで「え~」という声がファンから出ました! が、芳怜ちゃんの"え~切り"は最後に取っておくとのことでここでは不発でした笑
チョコレート・リグレット
2ndシングルの"チョコリグ" 歌割がかなり変更されていて一人当たりの歌唱が増加していますが3年前の発売当時よりも格段に上手くなっているのも泣きそうになりました。
落ちサビの前にとわちゃんに花束を渡すサプライズがあり、笑顔のまま受け取るとわちゃんが印象的でした。
~The Last Interview ー4人に聞きたい、最後の質問~
4人での思い出やこれまでのアクシデントや思い出に残ってること、もし「ピクミクとして出会っていなかったら」「二十年後にまた集まったらどうなっている?」などがインタビュー映像として放映されました。4人でのピクミクが終わることを感じさせる寂しくも温かい、そんなインタビューでした。
キミシラユキ
5周年衣装に着替えて登場し披露したのは「キミシラユキ」。歌い出し全てをとわちゃんが担当という粋な演出からスタートしました。美咲ちゃんのじじ(祖父)の一言から連想して作詞したそうですがとわちゃんに置き換えて聴いてもピッタリな楽曲です。もっと4人での歌唱を見たかったランキング1位です。
落ちサビでペンライトを白に統一するサプライズもありました。
青き桜
筆者の好き曲です。とんでもなく良い、紛れもなく良い、この日もめちゃくちゃ良かったです。歌詞も良いし曲調もすごくピクミクらしくて年数を経るごとに重厚感が増していると思います。技術何も持ってないけど俺がMV作りたいくらい好きです。マジで良いなこの曲。
~MC3~
新曲の説明をし、「一緒に踊ってください」というとわちゃんに「は~い!」と元気に返事していたファンにメンバーも笑顔になってました笑
カギカッコ
美咲ちゃんの作詞"作曲"の「カギカッコ」。こ~れめっちゃ良い。
私が、作詞作曲させて頂いた楽曲
— 大谷美咲(PiXMiX) (@MISAKI_PiXMiX) 2023年3月25日
カギカッコの歌詞です ✍🏻
君へ送りたいセリフも
僕らの人生のタイトルも
まだ、空白のままがいい。
あぁ、本当に
“ 君がいなければ、書けなかった。”#PiXMiX #ピクミク pic.twitter.com/Ot3YogzLLo
「本当に守りたいものがあったりふいに守られたりそんなとこを知ってるからこの世界も嫌いになれない」←ツイッターでも書いたんですがここ凄すぎる。美咲ちゃんの歌詞と言われていなくても分かるくらい美咲ちゃんらしい、美咲ちゃんしか書けない歌詞だと思います。
4人での初歌唱でしたが最後の歌唱となったのが勿体ないなぁと思ってしまうくらい良かったです。
この楽曲披露しているときに知り合いのファンの方にふと目をやると、涙ぐんでいる横顔が目に入ってしまいました。その姿にすごく心がぎゅっとなったことも記憶に残っています。
飛ばせ!紙ヒコーキ
明日紙ヒコーキ飛ばすのOKです!!
— Y.HAYAJIRI (@linc_yh) 2023年3月24日
前夜にすみませんが、皆さん紙ヒコーキ折ってきてくださいー!!!!🛫
前日にマネージャーさんからこんなツイートがあり、筆者はノリノリで紙ヒコーキを折りました。この曲もピクミクらしい曲で、メジャーデビューチャレンジの再審査の楽曲でありで見事合格を勝ち取ったことが懐かしく思い出されます。2020年1月のワンマン以来、約3年ぶりの紙ヒコーキが舞う光景は幻想的な光景でした…
~MC4~
紙ヒコーキへの感謝を述べ写真撮影タイムになりました。写真撮影の後は本編終了の挨拶をし、本編終了となりました。
とわちゃんヲタクの方の口上からアンコールが発動しアンコールの"ピクパ"がスタートしました。
ピクミクパーティー! 5th Anniversary ver.
"ピクパ"の完成形がそこにはありました。映像を見ながらブログを書いてますがもうずっとニヤニヤしてます。一体感が凄かったし何より楽しかったです。
~MC5~
愛莉ちゃんデザインのロンTを身にまとったメンバーからロンTの説明があり
とわちゃんから卒業のメッセージがありました。以下要約です。
「13歳でピクミクのメンバーとなり芸能界のことも分からず歌もダンスも苦手で泣いてばかりいたが、温かいファンのおかげでアイドルとしてだけでなく、人間としても成長が出来た。メンバーもスタッフも卒業を受け入れて温かく送り出してくれて嬉しい。新しい道でもピクミクでの経験を糧に頑張っていくので見守ってくれると嬉しい。今日は本当にありがとうございました。」
芳怜ちゃんも言ってましたが「楽しかったです」しか言わなかったあのとわちゃんがこんなにちゃんと卒業の言葉を言っていて成長を感じました笑 ピクミクでの桐島十和子でなくなることに悲しさはあるが、「やり残したことはないです!」と言い切るとわちゃんは、らしさ全開でした。
ノンフィクション
4人体制のスタートとなった「ノンフィクション」を歌う美咲ちゃんの目には涙が浮かんでいました。決意を歌うこの楽曲はとわちゃんの卒業とピクミクのこれから、双方の背中を押すように感じました。
アンビバレンス
号泣、号泣、大号泣の筆者。PiXMiXとして最後の曲は「アンビバレンス」でした。
こひめちゃんの卒業のときに書かれた「アンビバレンス」がとわちゃんの最後の曲となりました。最後の本楽曲ではメンバーが涙ぐむことなく、笑顔で歌いきり終演となりました。
特典会
特典会では丁寧に一人一人のファンと会話するとわちゃんに長蛇の列が出来ていました。最後のメンバー挨拶の後に涙ぐみながら話す早尻さんも印象的でした。
セットリスト
以下、セットリストです。
1.オープニング映像
2.その先へ
3.Pump It Up!
4.Cinderella Girl (ONE PIXCELカバー)
5.学園スローモーション
~MC1~
6.タオルを回すための歌
7.ソーダトニック
8.你们好!~ニーメンハオ~
~MC2~
9.チョコレート・リグレット
~The Last Interview ー4人に聞きたい、最後の質問~
10.キミシラユキ
11.青き桜
~MC3~
12.カギカッコ
13.飛ばせ!紙ヒコーキ
~MC4~
14.Pump It Up!
15.飛ばせ!紙ヒコーキ
~MC5~
【アンコール】
16.ピクミクパーティー! 5th Anniversary ver.
~MC6~
17.ノンフィクション
18.アンビバレンス
~MC5~
ライブ全体の感想とこれまでの思い出
過去最高に楽しかったです。声出しが出来るライブってこんなに楽しかったっけ?と不安になるくらい楽しかったです。おそらくコロナ前よりもファンの声が出てました。
さて、とんでもない自分語りなんですが筆者がPiXMiXを知ったきっかけは間違いなくとわちゃんでした。TIF2019の「IDOL SUMMER JAMBOREE Day3」でのとわちゃんとこひめちゃんを見つけたことがPiXMiXと筆者の出会いです。(厳密にいうと違うんだけどまあここでは割愛)
そしてそのすぐ後にあったワンマンに行くことになるわけなんですが、そのときに買ったグッズもとわちゃんでした。
ピクミクと言えばとわちゃんという図式があった時期もあり、仲良くしていただいたファンの人もとわちゃん推しの方が多く、今回の卒業は今までで一番ショッキングな出来事でした。
ハッキリ書くともう卒業するメンバーはいないと思ってました。そのくらい4人のPiXMiXが良かったし(決して6人、5人時代が良くないという意味ではない)パフォーマンスも日に日に向上していく姿をもっと見たい、見れると思っていて卒業が発表されたときは悲しくて仕方なかったです。
でも、そんなしんみりとした雰囲気を一つも感じさせない今回のライブは圧巻でした。
筆者は音源よりもライブでパフォーマンスが最大化する、いわゆる「ライブアーティスト」が好きなんですがまさしくそれを体現していました。悲しいライブではなく楽しいライブで終わりたいことから、チケットの最速先行が終了してから卒業発表をしたのかなと最近では考えています。
ライブ本編を振り返ると乙葵ちゃん、こひめちゃんの卒業で号泣していたとわちゃんが全く泣かなかったのは少し意外でした。「やり残したことはない!!」と言い切る彼女に悲しさを感じるよりも明るく送り出すべきだと感じたし(アンビバレンスで盛大に泣きましたが笑)、悲しさよりも楽しかった感情が残っている今がその答えなんじゃないかなと思っています。
ここまで長文を読んでいただきありがとうございました。
最後になりましたが桐島十和子さん卒業おめでとうございます!
さらなる飛躍を心の底から祈っています!!