PiXMiX 響野こひめ卒業ライブ「Future」 @KANDA SQUARE HALL ライブレポート
公演名:PiXMiX 響野こひめ卒業ライブ「Future」
会場:KANDA SQUARE HALL
日時:2022年5月15日(日)
[開場]17:30 [開演]18:00
PiXMiXのメンバーである響野こひめちゃんが2022年3月にグループからの卒業を発表し、その卒業ライブが5月15日に行われました。
以下、レポートです。
※メンバーの画像はすべて公式、メンバーのツイッター、インスタグラムで投稿された写真を使用しています。
ピクミクチャ公開収録
ライブ本編の前にお笑い芸人のジョイマンの二人が登場し、配信アプリのミクチャで隔週火曜日に配信している「ピクミクチャ」の公開生配信がありました。
これ、めちゃくちゃおもろかったです。メンバーやファンからこひめちゃんへの聞きたいことも良かったんですが、「現場の〇〇さんゲーム」というお題に沿って即興コントをしてたんですがこれが良かったですねぇ… メンバーとジョイマンの二人の頭の回転の速さに驚きながら見ていました。
ライブ前
公開収録が終わり、事前物販に並んだあといったんホテルへ行きました。開演する10分前に会場に戻った筆者はすぐに自分の座席に行きました。8列目の下手側。そこまで遠くはないんですが近くもない席でした。思い返してみると初めて見たPiXMiXのワンマンも似たような位置だったなと思いながら開演まで待っていました。
初めてPiXMiXのワンマンに行った時の記事はこちらです。
客席を見渡してみると過去最大の動員だったような気がします。
ライブ本編
気が付くと場内が暗転し、マリンメッセ福岡の前で撮影したオープニング映像からライブはスタートしました。
ピクミクパーティー 4th Anniversary ver.
PiXMiXの自己紹介曲であり、最強のアッパーチューンでもある「ピクパ」が一曲目!! いつもPiXMiXのパワーそのままにパフォーマンスをしていました。やっぱ一曲目はこれだよな~!!
その先へ
メジャーデビューシングルの表題曲である「その先へ」が二曲目でした。PiXMiXを語る上で外すことの出来ない本楽曲。ソロダンスパートも見どころなんですが、その後の敬礼ポーズをするこひめちゃんが見どころの一つだと筆者は思っています。
~MC1~
いつもは緊張しないこひめちゃんが緊張していること、盛り上がって笑顔で終わりたいということを話していました。メンバーの自己紹介が終わり次に披露された曲は「Brightness」でした。
Brightness~君に届け
こひめちゃんの歌唱パートが多く占め、ロングトーンが光る「Brightness」と「君に届け」を披露しました。丁寧ながらも力強い歌声に酔いしれていました。
コイワズライ
少女の恋心を歌ったこの曲はしなやかなダンスも魅力の一つです。この曲もこひめちゃんのロングトーンが光ります。上手いですよねぇ… 歌の安定感は初めて見たときから変わらず、ではなく日々進化しているように感じます。
チョコレート・リグレット
2ndシングルの表題曲でもある「チョコリグ」はバラードセクションの最後飾る7曲目に披露されました。大サビ前の「想いを届けたい」のセリフはかれんちゃんではなくこひめちゃんが担当していました。
~MC2~
セットリストはこひめちゃんが考え、自分が好きな曲を中心に友達や家族が好きな曲も入れたとのこと。バラードセクションは対バンライブでは出来ないためバラード曲を多めにいれたそうです。
次のブロックでは盛り上がる楽曲が続くとのMCの後、「Brush up!!」がスタートしました。
Brush up!!
「タオルを回すための歌」に収録され、こひめちゃんが作詞をしたこの曲は自らを鼓舞するエネルギッシュな一曲。いつもにも増してダンスがキレキレだと思ったのは筆者だけではないはず。
客席が赤いペンライトで埋め尽くされた光景に笑顔を見せたこひめちゃんがとても印象的でした。
Milkyway
これ、筆者好きなんですよ… スピード感あって盛り上がる曲でめちゃくちゃ好きです。PiXMiXはあまりコールする曲はないと思うんですが、コロナ禍前でこの曲でコールして盛り上がってたなと観客席からしみじみ見ていました。みさきちゃんとこひめちゃんがぎゅっと手を繋ぎ、にこっと微笑みながら歌うところはいつ見ても良いですね~
你们好!~ニーメンハオ~
メンバー人気が高くセトリに組み込まれることが多かったこの曲。サビ終わりにする決めポーズは3回とも完璧に決まっていました。
Pump It Up!
PiXMiXの初期代表曲と言えばやっぱりこの曲。筆者も初めて知ったPiXMiXの楽曲はこの曲でした。そのときのことは長々と書けるんですがライブレポートなので割愛し、PiXMiXを知ったときのブログを書き残しているのでそちらを見てください。
メンバーからのフラスタがステージ後方に登場し、メンバーがこひめちゃんとの思い出写真のパネルを持ちパフォーマンスをしていました。裏側はこひめちゃんの歴代アー写になっており、間奏のダンスでは全員がこひめちゃんとしてパフォーマンスをしてました笑
卒業レールウェイ
曲中に風船などをフラスタに飾りつけしていき、完成させていきました。
乙葵ちゃん卒業の際にリリースされた本楽曲。卒業を前向きに捉える歌詞と軽快なメロディーは今回の卒業ライブにもぴったりでした。
~MC3~
フラスタに飾り付けたのはぶっつけ本番だったそうです。思い出の写真を選んだ理由を一人一人話していました。
愛莉ちゃんが選んだ写真は初めてディズニーに行った時の写真。
芳怜ちゃんは初めてのお泊りの写真。
十和子ちゃんはデビュー前に電車内で30分ほどずっと撮っていたという写真。
美咲ちゃんは「Dreamin’ Girl」の撮影時のオフショでおんぶしている写真でした。
ファンからのメッセージアルバムが手渡され、記念撮影もこのタイミングで行いました。
飛ばせ!紙ヒコーキ
これも好きなんですよ筆者。歌詞も良いし曲調も良いし。PiXMiXの可愛さを前面に押し出した名曲だと思います。ほんとに良い歌詞なのでリンク貼っておきます。
https://j-lyric.net/artist/a0608a0/l053ad3.html
ワンマンの時には紙ヒコーキをファンも一体となって投げていたのが印象的でした。今回はエアーで行っていましたが、またみんなで出来るようになれば良いな。
~メンバーからこひめちゃんへ~
一人一人が選んだ花を手に花言葉を添えてこひめちゃんにメッセージを送りました。
愛莉ちゃん
選んだ花はピンクのチューリップ、花言葉は幸福。初めてレッスンした時のこひめちゃんの印象、アドバイスをくれたことへの感謝、年が離れていても思い出が多く楽しかったこと、こひめちゃんのこれからを応援することを伝えていました。
芳怜ちゃん
選んだ花は青バラ、花言葉は奇跡。こひめちゃんと活動を共にできた幸せ、こひめちゃんがいないとPiXMiXとして活動できなかったこと、様々な奇跡を感じたから青バラを選んだそうです。ライブ中に目が合わないと言われてそこから自分が変われたこと、こひめちゃんから色んな感情を聞き、悩んで出した結論を応援したいということを伝えていました。
十和子ちゃん
選んだ花は白のガーベラ、花言葉は希望。こひめちゃんの未来にはたくさん希望があると思い選んだそうです。エースで引っ張ってくれたことへの感謝を涙ぐみながら伝えていたのが印象的でした。
美咲ちゃん
選んだ花はアイリス、花言葉は信じる心。沢山の壁にぶつかりながらも中学から夢を、自分を信じて進んできたこと。また、これからもこひめちゃんの信じた道を信じていきたいという思いからアイリスを選んだそうです。アンビバレンスはこひめちゃんへの思いを込めた曲だということ、辛い時はいつでもPiXMiXが家族のように迎え入れてあげるということを伝えていました。
4人の言葉を聞いたこひめちゃんは乙葵ちゃんを含め6人でPiXMiXだったことに対する感謝を伝えていました。
Future
メンバーからの"花束を抱えながら披露された次の曲は、4年半の思いを込めたこひめちゃん作詞のソロ曲でした。神秘的というか、ソロで歌い上げるこひめちゃんには独特の雰囲気がありました。上手側に目をやると証明に照らされてできたこひめちゃん一人だけの影が写り、卒業なんだなと実感していました。過去を思いつつ、それでいて前向きな楽曲でした。
~こひめちゃんからの手紙~
メンバーから「Future」の感想の後、こひめちゃんからの手紙が読み上げられました。
以下、要約です。
オーディションの詳細を聞かず受けて合格となり、不安な気持ちだったが、幼稚園のころの夢はアイドルであり思わぬ形でアイドル人生がスタートしたこと。ファンの人が褒めてくれることが嬉しくて、それがモチベーションだったこと。
今は自分のパフォーマンスにが自信があるけど以前はそうじゃなかったことも打ち明けていました。自信を持つまでには時間がかかったが、苦しい時や辛い時にファンの人は些細な変化に気づいてくれて元気や力を貰えていたということ。
一番記憶に残っていることはメジャーデビューチャレンジであり、ファンもスタッフも一丸となって一緒に乗り越えたことへの感謝を述べ、一生の思い出だと語っていました。
けれど、立ち止まって考えることが多くなり卒業を決めたこと。悲しませてしまったけれど、背中を押してくれるファンの人がたくさんいて幸せだということ。ステージに立つことが楽しく大好きになったのは、PiXMiXに出会えて応援してもらえたから。次の夢でもこれからも見守って欲しい。
前向きな卒業発表だなぁと感じながら筆者は客席から眺めていました。
手紙を読み、お辞儀をした後にファンからメッセージボードを掲げるサプライズがありこひめちゃんはとても喜んでいました。
アンビバレンス
笑ってお別れがしたいとの曲振りで最後の曲が始まりました。良い曲ですよねほんと。公式さんが動画を出してくれたので筆者から多くは語らず見てほしいと思います。
~「Future」MV~
最後にこひめちゃんからのプレゼントとしてスクリーンに放映されたのがこのMVでした。MVの放映が終了しライブは終演となりました。
終演後の特典会ではこひめちゃんに長蛇の列が出来ていました。
セットリスト
セットリストは以下の通りです。
1.オープニングムービー
2.ピクミクパーティー 4th Anniversary ver.
3.その先へ
~MC1~
4.Brightness
5.君に届け
6.コイワズライ
7.チョコレート・リグレット
~MC2~
8.Brush up!!
9.Milkyway
10.你们好!~ニーメンハオ~
11.Pump It Up!
12.卒業レールウェイ
~MC3~
13.飛ばせ!紙ヒコーキ
14.Future
~こひめちゃんからファンへの手紙~
15.アンビバレンス
~「Future」MV~
ライブの感想
前向き良いライブだったな… 端的に言うとこれになります。
話は少し変わりますが、以前PiXMiXの立ち位置を完全網羅したことがあります。
dol-gai.hatenablog.jpこひめちゃんのセンター率は圧倒的で、歌割も要所でこひめちゃんのことが多くPiXMiXのエースだったことはデータから読み取ることが出来ます。中心人物であるこひめちゃんが卒業することは当初、筆者は中々受け入れることが出来ず、このライブでは号泣してしまうと思っていました。しかし、そんなエースの卒業ライブは泣く場面ばかりではなく、5人体制最後のPiXMiXはいつも通りのPiXMiXでした。歌もダンスもきっちりこなし会場の心をつかみ取る。5人体制の最後として有終の美を飾っていたように思います。
筆者は正直に言うと今回のライブ、あまり記憶がなくぼんやりと幸せな感情だけ心に残っています。アーカイブ配信で確認してやっとその時に感じたことを思い出したくらいです。アーカイブを見て良いライブだったなと何度も噛みしめています。
まだアーカイブ配信が購入できるので是非見て頂きたいです。
総括するとたくさんの笑顔を届けてくれたこひめちゃんのこれからが楽しみになるライブでした!!
レポートは以上になります。お読みいただきありがとうございました。
最後になりましたがこひめちゃん卒業おめでとう!!
素敵な未来がたくさん訪れますように!!