学生ヲタクのアイドル外来

48GからPiXMiXまで幅広く女性アイドルに関する記事を書きます。

宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート 〜Bouquet〜 ライブレポート

公演名:宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート 〜Bouquet〜

会場:マリンメッセ福岡 A館

日時:2021年6月19日(土)

[開場]16:00 [開演]18:00

 

ついにこの日が来てしまった。楽しみなコンサートであったことは事実だけれど終わりとはいつも悲しいことだとも思っていたので来てほしくない気持ちもあったり…

 

宮脇咲良さんへの想いみたいなものはこっちに書いてるので(今書いてます!!!!)この記事では自分の当日の様子とかライブ中に感じた感情とかをメインに書きたいと思います。

「当日の筆者」

朝はゆっくりと行動したかったので博多駅に13:00頃到着の新幹線を予約していました。新大阪駅に到着しツイッターを眺めていると山陽新幹線で運転を見合わせているという文字が!!! 気が動転するとこんなにも人は慌てるのかというほど慌てていました。

 

新幹線だと間に合うか分からなかったため、なんとか飛行機をその場で予約し急遽新大阪駅から伊丹空港へ。新大阪駅の構内やその道中は全力疾走していたので空港に着くころには汗だくの状態に。やっとの思いで間に合った空港ではツイッターのFFのヲタクと偶然遭遇!! 同じ便だったので卒コンに向けて話をしたり…

予定より遅れて福岡に着いたけれど(14:00頃)到着した瞬間は無事到着できたことに対するなんとも言えない感動がありました。

 

天神駅で連番するヲタクと合流し会場に着くとずっと会ったことのなかったツイッターのFFと会って写真を撮ったり… もう二度とないかもしれないと考えたりしながら開演前の時間を過ごしていました。

 

開演の30分くらい前にようやく会場に入り懐かしい気持ちになっていました。筆者がHKT48の単独コンサートに行くのは「HKT48 春のアリーナツアー 2018~ これが博多のやり方だ!」以来でした。

開演の前の歴代シングルのBGM、宮脇咲良本人による影ナレ、すべてが最後になるのかと思うともう胸がいっぱいでした。

 

「ライブ本編」

そうこうしていると会場が暗転。

大音量のoverture、いつから泣いていたか覚えていません。大画面に映し出される宮脇咲良はAre you ready?と問いかけてきていました。さくら色のペンライトに応援うちわ、準備万端の状態で開演しました。

 

「桜、みんなで食べた」

ピンクのバックライトを背にせりあがる宮脇咲良に神々しさを感じながら本人はいつもと変わらない、またそれ以上の笑顔とともにたたずんでいました。

何度も見たMV、何度も聴いたはずの曲だけど涙が止まりませんでした。

卒コンがスタートした悲しさなのか久々に姿を見れたことに対する感動なのか分からないけれど色んな気持ちが溢れ、制御できずに泣いてしまっていました。

 

「君好き~早カレ」

"君好き"、"初バタ"、"早カレ"、このあたりからようやくちゃんと見れるようになってきました。自身がセンター曲ではない曲でスタートするのが彼女らしいところなのかなと記事を書いている今再確認しています。

 

希望的リフレイン

希望的リフレインのイントロが流れた瞬間、背中に電流が流れたような感覚が。筆者はこの曲のイントロ前のクリック音の速さで「希リフだ!!」となるほど好きで別記事で書きましたが(今書いてます!!!!)思い入れがすごくあるのでやる曲の一つだとは思ってはいましたがいざイントロが流れると嬉しくて仕方がなかったです。

 

「マンモス~空耳」

ダンスシーンのVTRが流れマンモスのイントロ。咲良さん自身が好きな曲だと覚えていた筆者は一曲目にやると思っていたんですが「中盤1曲目か~」となりました。ダンス曲で続くのかと思っていた矢先に「夏の前」のイントロが流れまた涙が。いつ聞いていたとかこのタイミングで聞いていたから~とかの理由ではなく単純に好きな曲だったのでその嬉しさがこみ上げてきたのかな。

チームTⅡの「空耳ロック」をするというレア感に嬉しくなったのも覚えています。メンバーに向かってジャンプ煽りをしている咲良さんに微笑ましくなったことが一番鮮明に覚えているコンサートの光景かもしれない笑

 

「僕の想いがいつか虹になるまで~胡桃とダイアローグ」

「僕の想いがいつか虹になるまで」が流れたときはかなり驚きました。ユニット曲を何かしらすると思ってはいたけれどこの曲をするとは思っていなかった。

続いて披露された「夢を見ている間」はIZ*ONE楽曲だとすぐに分かったんですが、もっとIZ*ONEを追っていたらたぶんでここで号泣していたのでしょう。

制服のバンビ」の冒頭で後ろ向いたときに涙を拭った咲良さんが印象的でした。可愛い楽曲もカッコいい楽曲も全部こなしてしまう彼女の凄さはどこにあるんだろう。

「胡桃とダイアローグ」ではスパンコールキラキラのナポレオン衣装で登場。圧倒的な存在感と妖艶な雰囲気に目を奪われてしまいました。

 

「LOVE TRIP」

「君に会えたら何を言えるのだろう?」

本当にこの歌詞の通りの感情でした。今、もし会う機会があったなら僕は彼女に何を言うのだろう。感謝の気持ちでは足りないくらいの感謝を伝えれるだろうか。

 

「ジワるDAYS~サヨナラの意味」

「ジワるDAYS」での"なつあお"との3人の歌唱も驚きました。3人での歌唱曲があることは事前に知っていたけれどまさかこの曲だとは思っていなかった。「自分の夢をやっと見つけたんだろう? 勇気を出して踏み出すんだ 君がいないのは寂しいけど Someday いつの日か会おう」、涙が止まらなかった。自分の思っているヲタク像とリンクしすぎていたのだと思います。

 

続けて披露された「サヨナラの意味」でも同様なので割愛。

 

「思い出のほとんど~夕陽を見ているか?」

このあたりは泣きっぱなしであんまり記憶がないです。咲良さんはやっぱり綺麗だな、衣装が凝ってるな、くらいしか覚えていないです。つけまつげのところであ、なにかあったんだなと下手側から見ていたのですぐに気づいたことくらい笑

「夕陽を見ているか?」が流れた瞬間うつむいてしまった、何回泣かせるんだと。ここもあんまり記憶がないです。

 

「彼女~夢でKiss me !」

ほんとに何度も何度も聴いてた楽曲なので単純に聴けて嬉しかった。2020年の春に宮脇咲良写真集スポット巡りをしたんだけどそのときに鹿児島中央駅の駅前ロータリーで「彼女」を聴いたことを思い出していました。

 

スキ!スキ!スキップ! ~メロンジュース」

このゾーンはいつもの楽しいライブが代名詞のHKT48が久々に見れて嬉しい気持ちに。「しぇからしか!」新規の筆者はしぇからしか!が流れたときにやるの!?と驚愕したしとっても笑顔になっていました。このあたりの段階で僕の涙は完全に乾ききっていました。

次の曲が来るまでは…

 

「大人列車」

この曲での僕の感情を書きたいがためにこの記事を書いていると言っても過言ではありません。

メロンジュースが終わりイントロが流れた瞬間、連番していた知り合いから「うわ!!」という声。ステージに目をやると顔は分からなかったけれどゲストがいることに気が付きました。

兒玉遥さんでした。嬉しくてうれしくて僕は絵に描いたように頭を抱えて号泣をしていました。

去年の10月ごろにある種、願望を込めて宮脇咲良卒業コンサートがあったときに、はるっぴが来て大人列車を歌ったときは声を出して泣いてしまうだろうと知り合いと話していたことがありました。

現実化してしまった。妄想が妄想で完結せず、目の前で全部現実になってしまったのです。

僕以外、他のファンの人はどう思っていたのでしょうか。僕はもう二度とはるっぴはステージに戻ってくることはないと思っていました。辞めた理由を最近になってブログで本人から知ったけれどその理由を知った僕はもうステージに立つことはないと感じていました。

様々なことを乗り越えて再びステージに立っている裏事情をファンなりにだけど考えると涙が本当に止まらなかった。

"動き出した車輪"の歌い出しで本当にまた車輪が動いてくれたと感じていました。

 

僕がHKT48を一番好きで応援していたころ、あの頃は咲良さんがいてその隣には、はるっぴがいました。HKT48はどの時代もHKT48なのは紛れもない事実だけれど僕にとってのHKT48はその2人でした。たくさんの苦しかったことを乗り越えてまたステージに帰ってきてくれたことを考えたり、聞いていた当時の自分自身の思い出がよみがえり、涙がとめどなく溢れていました。

 

「12秒~最高かよ」

奈子ちゃんの掛け声のあとにまたゲストが登場することが分かりました。黄色いライトに照らされていたので指原莉乃が来たのだとすぐに理解しました。HKT48の3トップが勢ぞろいしてしまった。もう感情はぐちゃぐちゃで何も覚えてません、嬉しかったという思い出だけはすぐに思い出せるけれど。

 

本編ラストの「最高かよ」は本当にその通りでした。

 

「アンコール」

「あなたがいてくれたから」

アンコールではドレスに身をまとい登場。袖口が桜の花になっていることにすぐに気が付きました。

丁寧に歌い上げる「あなたがいてくれたから」の披露はとても胸にくるものがありました。

 

「卒業のスピーチ」

感謝の気持ちの述べる咲良さんは今まで通り、いやいつにも増して美しかった。全方向へ感謝を述べる姿はやっぱり彼女らしいと感じていました。

 

スピーチの中で彼女が言っていたファンの分類でいうと僕はおそらく"昔応援していたファン"となると思います。そのことはライブ前からなんとなくわかっていました。分かっていたからこそ、さくら席のチケットを買ったことに対して少し後ろめたい気持ちがありました。でも、スピーチで咲良さんはどんなファンでも肯定してくれていました。

アイドルは職業だと僕は思っています。あの言葉はアイドルとしてのリップサービスだったのかもしれない。でもそんな後ろめたいと感じていた感情を拭う言葉としては最高の言葉で僕は号泣していました。

 

「思い出にするにはまだ早すぎる」

しっかり予習したので歌詞を噛みしめて聴くことが出来ました。メンバーがほぼ全員泣いていて愛のある空間でした。

 

「君はメロディー」

イントロが流れた瞬間にコンサートの終わりが近いことを悟りました。思えば僕が咲良さんに熱中していたのはこの曲が発表されたあたりだったような気がします。楽曲の音源初解禁のラジオにくぎ付けだったことや部活の仲間に布教しようと躍起だったこと。全部の思い出が楽曲と共によみがえってきていました。

 

「桜、みんなで食べた」

最後の楽曲は"さくたべ"でした。

もう説明はいらない。

 

歌唱後、メンバーに見送られ階段を登る咲良さんは本当に美しかった。

 

コンサート全体の感想

終演後のアナウンスの後に連番していた知り合いと話そうとしたけれど何も言葉が出てこなかった。あれが喪失感からくるものだったのか今ではよく分かりません。でも言い表せない満足感のようなものがあったことは事実です。

 

咲良さんのことがそんなに好きだったのかとライブ終わりにも感じ、そしてこの記事を書いていても思い自分でも驚いています。

 

昔からアイドルヲタクは宮脇咲良の卒業でキッパリと辞めてしまおうと思っていました。しかしコンサートを見るとアイドルはやっぱり良いものだなと感じてしまったし、HKT48が好きだと再確認したし、咲良さんの次のステージも見たくなってしまった。ヲタクはちょろいなあ笑

 

どの瞬間の"宮脇咲良"を応援したとしても誰もが幸せになるコンサートだったんじゃないかな。そんなコンサートになった理由は間違いなく咲良さんのまっすぐな努力の結晶なのだと確信しています。

 

 

卒コン当日の福岡はとてもいい天気でした。

コンサートで泣きっぱなしだったのは、良い天気だから余計に別れが切なくなっていたことは言うまでもないことでしょう。

 

最後になりましたが咲良さん卒業おめでとうございます🌸

次の未来でも幸せな出来事が待っていますように!!

 

長文となりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました。